銀路の主張

漫画の考察や感想メインのブログです

感想 僕の学園生活はまだ始まったばかりだ 注)ねたばれ全開

95点

 

主人公の高橋君はぼっちだ。友達もいなければ彼女もいない。

それではなぜ彼がぼっちなのか?それは高橋君の通っている「八百万学園」は部活動、委員会活動への生徒の所属率が99、99%を超えており「部活に入らずんば人に非ず」と言った校風があるからだ

それではなぜ高橋君は部活に所属していないのか?

 

それは高橋君がありとあらゆる分野の天才だからだ

そんな天才高橋君の輝かしい経歴をほんの一部に紹介させてもらうと・・・

少年野球チーム「三丁目シティボーイズ」のエースピッチャー、少年サッカーチーム「ファザーキッカーズ」のエースストライカー、伝説の猫騙し職人と呼ばれた天才少年力士、「いけない薬の副作用のせいで饅頭が話しかけてて怖い」で寄席を爆笑の渦に叩き込んだ天才落語少年、天才棋士、天才カレー職人、天才ボクサーetcetc・・・・」

とまぁ書いてたらきりが無いんでここらへんで切り上げるがとにかく言いたいことは高橋君は「天才だ」という事だ。しかもありとあらゆる分野の。

 

そんな天才高橋君とその高橋君の天才を利用して次期生徒会長の座を狙う狡獪美少女佐藤さんが出会う事で物語が始まります。すんだもんだを経たのちに高橋君は佐藤さんにすっかり利用される形で「部活動の総合コンサルティング高橋部」を設立することになり、ある時には部活動を助け、ある時には戦闘を繰り広げ部活動を渡り歩く・・・「僕の学園生活はまだ始まったばかりだ」はかいつまんでいうとまぁそんな感じの物語だ。

 

この作品めっちゃ面白い。とにかく一度読んでみてほしい。一巻で完結する作品だからどうでもいいところで尺を取ってグダグダとなるみたいなことはなく、テンポが速くて読んでいて好感が持てる。完全にいい意味でTHEライトノベルと言った感じの作品です。正直言っちゃうと一巻完結もののライトノベルの中で個人的に一番面白い。キャラ同士の掛け合いの面白さとかキャラそのものの面白さはライトノベルでもトップクラスに面白いと思う。いわゆるギャグは脱力系?とかに分類されるのかな。主人公はぼっちですけど「やはり俺の」みたいにシリアスな場面はほぼなくてずっと頭空っぽで笑ってられる作品なのでそんな気分になりたい時はオススメです。

個人的にこの作品の中で一番好きなところは「抜刀道部」の現代のサムライ、朝比奈との対決ですね。ライトノベル主人公としては一番最悪な解決方法を一切の迷いなく選択する高橋君はやっぱり天才だわ。まさかの警察に通報というね。壱と零の裁き・・・この場面本当に好き。高橋君の警察との掛け合いも面白いし最後の決め台詞も高橋君の性根の悪さを表現していて好き。

 

とまぁ面白いんで興味あったら是非買ってみてください