感想 甘城ブリリアントパーク8巻 注)ネタバレ全開

90点

この作品もう切ろうかと、つまりもう買うのやめようかなと正直思ってたんですよ。5巻までは文句なしに面白かったんですけど、なんか作者の賀東先生の甘城ブリリアントパークに対する愛がもう薄れているように感じていたしストーリーも6巻からかなりグダッて来てたし・・・・けどまぁ少し迷ったんですけどこの8巻を最後に試してみてそれから決めようと思って買ってみましたけどこれが良い方に転びました。

やっぱ賀東先生すげーわ、まさかこの作品をここから盛り返すとは

8巻のあらすじを大雑把に書くと

可児江君の学校で文化祭始まる→なぜか可児江君が模擬店のマネージャーに→可児江君が微妙にパークの仕事に覇気がない?→甘城ブリリアントパークを佐波湖市に大移動する計画を考えていたことをいすずに暴露、共に検討予定地の旧さなみ遊園地の跡地を視察に→そこで可児江君がホームレスの爺さんに遭遇、しょうもない手品を見せられる→いすずと可児江君が帰りの終電逃す→ラブホテルにやむなく宿泊→一線を超えかける。がもちろん超えない→可児江君が旧さなみ遊園地跡地が気になりいすずを置いて一人で戻る→旧さなみ遊園地で喋るバクと遭遇→そのバクは時の妖精で可児江君の未来を見せる→さなみ遊園地に移動した場合の未来を見せられる、めっちゃ悲惨。しかも移動してもしなくてもどっちにしても未来は悲惨→未来を変えられる可能性は少なからずあると可児江君に希望を残せた後にバク消滅→可児江君は運命と戦うことを決意、300万人を甘城ブリリアントパークに動員する!→文化祭で可児江君のクラスの模擬店にラティファが来て小休止→始末書ネタで締めて・・・・9巻に続く

 

いやぁ本当に面白かった。

冒頭にも書きましたけどもうこの作品ダメかなって思ってたんですよ。だから最初の期待感のハードルが低かったのも相まって読後しばらくなんかすごいお得な買い物した気になってましたw

ギャグパート、シリアスパート、恋愛パート全部面白かった。

 

特にシリアスパートはちょっとすごかったw

未来の可児江君が落ちぶれていく描写の絶望感とか流石の賀東先生って感じでしたね・・・ここまで惨めさを惨めに書けるのはやっぱりベテランの賀東先生ならではです。

 

恋愛の方でいうとこの一巻だけで可児江君といすずの仲が急激に縮まりましたね。なんせ一線超えかけましたからね。そのあとの「何もなかったことにする」描写もリアルでよかったです。個人的にはこういうのめっちゃ好きですw

 

ギャグはいつも通りの安定さでしたね。マカロンの始末書全く反省してなくてわろた。

 

ライトノベルって一回つまらなくなっちゃうとそこから復活する作品ってかなり少ないんで完全に良い意味で期待を裏切られました。いやぁ見切らないで良かった。

もしかしたら展開的にこれからは最終章というか終わりはもう視野に入れてはいるのかもれませんね。でもとりあえず9巻は絶対に買います!