銀路の主張

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弱キャラ友崎くん4巻 感想 注)ネタバレ全開

hontoでクーポン使って500円引きで購入。

75点くらい。

 

前巻の三巻は人生の師匠だった日南と人生観での対立、人生攻略の意義を見失い一度は放棄してしまった友崎くん、けど友崎くんなりの「やりたいことをやる」という指針を見出して日南とも和解して再度人生というゲームに挑もう!という感じで終わりました。

そんな前巻の三巻の続きに当たる今巻の4巻のあらすじを大雑把に書くと・・・

球技大会始まる、日南からの課題「紺野エリカを球技大会にやる気にさせろ」、中村が母親(よし子)と喧嘩して不登校、球技大会課題成功andクラス優勝、中村と泉が恋人になる→中村を好きだった紺野めっちゃイライラ、八つ当たりで平林さんがいじめの標的に、平林さんをかばったとばっちりでたまちゃんが新たな標的に、たまちゃんがいじめと立ち向かうために「戦い方を私にも教えて」と友崎くんに依頼して5巻に続く・・・・

 

5巻はどんな風に続くんでしょうかね?まぁ今更断る理由もないでしょうし友崎くんがたまちゃんの師匠にでもなる感じの話が5巻はメインでしょうね。

 

細かい話ですけど中村が友崎くんのために一人分の隙間を開けて友崎くんを話し仲間に自然に受け入れた場面は仮に中村が無意識でやったことだとしてもちょっと不覚にも感動させられましたね(笑)。この作者は主人公の地味な成長を描写するのがとても上手だなと再確認させてもらった場面でした。

 

少しけちを付けるとなんというか友崎くんのキャラクターが作者の中でしっかり固まってるのか怪しい感じがしましたね。友崎くんが正義感が強いキャラだよというなら別にそれはそれでいいと思うんですけどその割に行動が遅かったり静観してたりでなんか矛盾している描写が心なしか多い気がしました。

 

あと三巻の友崎くんと日南の人生観の対立を引っ張るために「合理」とか「非合理」とかそういう言葉を4巻になってから頻繁に見るようになったんだけど正直に言うとあまりその辺の話は興味ないと言うかもっとはっきり言うと個人的には全く読んでて面白くない。そこら辺の友崎くんの心理描写とか日南との合理論はしつこいしやや冗長。いや論理破綻してるとか矛盾していると言うわけでもないんですよ。話としては一応成立しているし合理的とかそういう話を面白いと思う人はそこそこいるとは思うんですよ。ただそこら辺の話はあまり長々されてもダレると言うかなんと言うか・・・読者というより少なくとも僕が「弱キャラ友崎くん」で見たいのは友崎くんが不器用なりに弱キャラなりに四苦八苦しながらも人生攻略を頑張って結果が出たり出なかったりの部分なのであまり作者の「いかに生きるべきか」論にはあまり興味が持てないんでもしこの先ここら辺がメインになるようならちょっと購読の継続は難しくなってしまうんで個人的には1巻2巻の雰囲気に戻してほしいです。アマゾンレビュー見てみても僕と同じような感想を持ってる人多いみたいですし。この作品の根幹だった「弱キャラの人生攻略」という最初にして最大のテーマを作者が見失いつつあるというか、そうでないとしたらテコ入れというか作品の方向性そのものを

変えようと考えているのかもしれないですね。

でもまぁ全体的にはまだ十分面白かったです。面白かったからこそちょっと建て直しを図ってほしいですね。5巻はとりあえず買います。