感想 この素晴らしい世界に祝福を! 10巻 ギャンブルスクランブル! 注)ネタバレ全開

80点

前巻はアイリスからの婚約相手のいるエルロードへの護衛依頼の手紙を受け取ってカズマが発狂して終わった。その続きの今巻はカジノ王国のエルロードがメイン。魔王討伐のための資金援助が欲しいアイリスとカズマたち一味、それを打ち切りたいエルロードとの攻防が基本的な今巻の主題。

今巻の感想を一言で言っちゃうと・・・

 

アイリス強すぎワロタ

 

いやもう勉強とかしてないでアイリスが魔王討伐行けよってくらいに強いです。いや冗談抜きで作中で今まで出てきた人間キャラの中で暫定で一番強いんじゃないんですかね・・・ミツルギとかと完全に正々堂々と勝負してもアイリス勝っちゃうんじゃないんすかねこれ 純粋な火力だけみても一日一発が限度のめぐみんの爆裂魔法に対してもアイリスの必殺技はドラゴン一撃で仕留めてますから遜色ないでしょうし。アイリス強し

 

カズマを見てエルロードの王子が「先祖帰りか・・・」とぼやいた描写がありましたけどあれはどういうことですかね・・・

王族は優秀な勇者の血を取り入れてきたうんぬんの話がありましたしチート持ちの日本人が過去に王族に受け入れられてきたと考えるのがまぁ自然なんですかねぇ

という事は帰結的にアイリスも日本人の血も引いてるってことになりますね

アクア、めぐみんダクネス三人がナンパされるのにカズマが意にも介さずどころかむしろ推進して結局ナンパしてきた男たちが痛い目に会うシーンはWEB時代にもありましたね。もちろん多少アレンジしてありましたけど。ここはこのすばらしいシーンというか遺憾なくクズマっぷりが発揮されていました

ああ、あとめぐみんとアイリスの意味深なやりとりはスピンオフのめぐみん盗賊団を読めばわかります。

 

総括して言うと10巻は面白かった

前巻の9巻ではちょっと厳しめな感想を書いたけど今巻は良かった

作品の話自体が良くなったというのもあるけれどそれよりも僕がこのすばの楽しみ方、読み方をはき違えていてそれが今巻でやっと良い塩梅に調整されたと言うほうがより正確だと思う

このすばという作品はめぐみん萌え~とかエリス様尊ひ・・・・ダクネス・・・腹筋とか言いながら可能な限り頭空っぽにしてキャラの可愛さを愛でてカズマの屑さを笑って世界観を楽しんでいればそれだけでいい作品であって設定の矛盾だとかストーリーの無理矢理感なんていうのははっきり言って「どうでもいい」という風に思うようになりました

つまりこのすばは「こまけーこたぁいいんだよ」精神で楽しむのが正解なのだろう

そもそもハンターハンターみたいな厳密な設定だとか重厚なストーリーだとかそういうのが売りな作品ではないんだからこのすばにおいてはストーリーなんてのはキャラクターを動かして世界観を楽しむための道具くらいに思っていればそれでよかったんだ。

このすばのストーリーに多少の無理矢理感、唐突感を感じてそれをいちいち気にして作品を100%楽しめないのは八百屋に行っておきながらマグロや牛肉が買えずに怒っているようなことなんだと10巻でやっと思えた

 

あああと個人的にはエリス様(クリス)推しなんでそろそろエリス様をメインの話出してほしいですね。もうサブでも随分ごぶさただと思うんで。

感想 僕の学園生活はまだ始まったばかりだ 注)ねたばれ全開

95点

 

主人公の高橋君はぼっちだ。友達もいなければ彼女もいない。

それではなぜ彼がぼっちなのか?それは高橋君の通っている「八百万学園」は部活動、委員会活動への生徒の所属率が99、99%を超えており「部活に入らずんば人に非ず」と言った校風があるからだ

それではなぜ高橋君は部活に所属していないのか?

 

それは高橋君がありとあらゆる分野の天才だからだ

そんな天才高橋君の輝かしい経歴をほんの一部に紹介させてもらうと・・・

少年野球チーム「三丁目シティボーイズ」のエースピッチャー、少年サッカーチーム「ファザーキッカーズ」のエースストライカー、伝説の猫騙し職人と呼ばれた天才少年力士、「いけない薬の副作用のせいで饅頭が話しかけてて怖い」で寄席を爆笑の渦に叩き込んだ天才落語少年、天才棋士、天才カレー職人、天才ボクサーetcetc・・・・」

とまぁ書いてたらきりが無いんでここらへんで切り上げるがとにかく言いたいことは高橋君は「天才だ」という事だ。しかもありとあらゆる分野の。

 

そんな天才高橋君とその高橋君の天才を利用して次期生徒会長の座を狙う狡獪美少女佐藤さんが出会う事で物語が始まります。すんだもんだを経たのちに高橋君は佐藤さんにすっかり利用される形で「部活動の総合コンサルティング高橋部」を設立することになり、ある時には部活動を助け、ある時には戦闘を繰り広げ部活動を渡り歩く・・・「僕の学園生活はまだ始まったばかりだ」はかいつまんでいうとまぁそんな感じの物語だ。

 

この作品めっちゃ面白い。とにかく一度読んでみてほしい。一巻で完結する作品だからどうでもいいところで尺を取ってグダグダとなるみたいなことはなく、テンポが速くて読んでいて好感が持てる。完全にいい意味でTHEライトノベルと言った感じの作品です。正直言っちゃうと一巻完結もののライトノベルの中で個人的に一番面白い。キャラ同士の掛け合いの面白さとかキャラそのものの面白さはライトノベルでもトップクラスに面白いと思う。いわゆるギャグは脱力系?とかに分類されるのかな。主人公はぼっちですけど「やはり俺の」みたいにシリアスな場面はほぼなくてずっと頭空っぽで笑ってられる作品なのでそんな気分になりたい時はオススメです。

個人的にこの作品の中で一番好きなところは「抜刀道部」の現代のサムライ、朝比奈との対決ですね。ライトノベル主人公としては一番最悪な解決方法を一切の迷いなく選択する高橋君はやっぱり天才だわ。まさかの警察に通報というね。壱と零の裁き・・・この場面本当に好き。高橋君の警察との掛け合いも面白いし最後の決め台詞も高橋君の性根の悪さを表現していて好き。

 

とまぁ面白いんで興味あったら是非買ってみてください

不眠地獄に苦しんだ高校時代。どうやって僕はその地獄から抜け出したか?

 不眠に苦しんでいたあの時のことを思い出すだけで我ながら当時の自分が可哀想すぎて心が締め付けられる思いがします。正直地獄から抜け出した今でも不眠に対して根源的な恐怖があります。それくらいに「眠れない」という一見単純な悩みは抱えている本人には他の悩みがどうでもよく思えるくらいの単なる「地獄」なんです

 

当時通学路でぐっすり気持ちよさそうに眠っていた野良猫を見て人間の僕が本気で野良猫に嫉妬したのを今でも覚えています。今でこそ笑って書けますし「何を大げさな」と思われるかもしれませんが当時は本気で「自殺の影」が時々ちらつく程度に辛かったのです。多分不眠がいかに辛いかは不眠を経験した人ならわかるだろうし逆に経験した事のない人にはわからないと思います。中学生の時の僕に不眠がいかに辛いか語ったところで多分ポカーンとした反応しか返してくれなかったと思いますし。

 

僕が不眠に苦しんでいたのは高校二年生の時でした。正直これがきっかけでそうなったと言い切れるものはないのです。学校での人間関係や家での理不尽な親や進路の悩みやいろんなことが複合的に積み重なってそれが不眠という形で体に現れた気がします。

高校時代は、毒親と絶対的な睡眠不足でとにかくずっとイライラ、悩みを訴えたところで寝れないという事に根本的な理解のない毒親、睡眠不足による集中不足から必然的に下がる成績、睡眠不足で増えるニキビ、焦る心、「今夜こそ眠らなければ」というその焦りが更に不眠に拍車を掛ける...不眠の負のスパイラル...今思い返してもよくあの地獄から抜け出せたもんだと思いますよ、いや本当にね…本当頑張ったと思いますよ当時の僕は

 

それでも今の僕は基本的に不眠症ではありません。まぁ普通の人よりも入眠が遅い傾向にあると思いますが不眠地獄だったあのときの事を思えばそんなことはなんでもありません。

 

では何がきっかけで不眠地獄から抜け出せたのか?

 

それは身も蓋もないようなつまらない答えですが睡眠導入剤です。

確か最初に処方されたのはロゼレムという薬だったと思います。薬をもらって家に帰って夜に薬を飲んだら20分ほどで数ヶ月訪れなかった確かな眠気を感じ始めて1時間後には数ヶ月分の睡眠不足も相まって眠っていました。多分最初は睡眠導入剤という存在に対して全幅の信頼を寄せていたこともありいわゆるプラシーボ効果もかなりプラスに影響したのだと思います。実際にロゼレムは睡眠導入剤の中でも弱い方の薬ですし。

けれどもどうして眠れたかなんてどうでもいいことで、当時の僕は不眠から始まるいろんな精神的不安が重なりすぎていたため眠りから起きた時にはその不安の反動で不覚にも数ヶ月ぶりに寝れたという感動と安堵感で少し泣いてしまいました。

その眠れた日がきっかけで徐々に徐々に僕の不眠は改善の方向に向かっていきました。

 

それからもう一つ僕の不眠改善に貢献したのは「眠くなったら寝る」を徹底したことです。眠くなってから寝る、布団に入ること。これはかなり大事です。よく親が「布団に入ってれば眠くなるから」みたいなどっかで聞いたような精神論を言っていましたがそれ絶対ダメです。逆効果です。つまり「8時間寝なきゃいけない」とか「23時には寝る」とかそういうのは不眠に拍車をかけるので絶対にダメです。

 

この二つを足がかりにして僕は不眠地獄から抜け出すことができました。逆に言いますとこの二つ以外の方法はほぼ全くと言ってもいいほどに僕の不眠には効果がなかったように思います。例えば朝に起きて太陽を積極的に浴びて体内時計を調整するとか寝る時に体温を下げるとか色々やりましたけどあまり効果はなかったと思います。

 

安易に睡眠導入剤をお勧めすることは医者ではない僕にはできませんがもしあなたが不眠で本当に苦しんでいるならただの素人にすぎない親や友人に相談せずにさっさと精神科やクリニックに行ってしまった方がいいと思います。不眠が重度になってしまうとそこらへんの判断すらままならなくなってしまうので軽いうちに対処した方がいいことだけは間違い無いと思いますし。

感想 やりたいことを次々と実現する人の心理術 著者)ゆうきゆう

「とにかくやれ!」

この本が言わんとすることは一言にしようとすると上記の一言に集約されます。

やれ。いいからやれ。今日やれ、今やれ。すぐやれ。

こう書くと辛辣で突き放すような印象を持たれるかもしれませんがこの本はそれができない人間を優しく目標達成するまでの方法を教えてくれています。

けれどやはり一言にこの本の主張をまとめようとすると上記の一言になると思われます。それくらいに行動の大切さを著者は主張しています。

 

多分この本に書かれていることの中で完全に目新しいことは少ないと思われます。少なくとも僕は著者のゆうきゆう先生の「マンガでわかる心理学」やブログをほとんど読んでいるため買う前に目次を立ち読みした時にもそれはなんとなくわかったんですけど手元においておいてやる気を出したい時にすぐ読めるようにしたかったため購入しました。でも購入することによって「行動」がいかに大切かということを再認識できたため買ってよかったと思います。それに交渉を優位に進める技術のところや習慣力の話は新しくこの本で得られた知見だったためそれが読めただけでもよかったです。

特に「最低単位」、「最高単位」という概念に関しては初めて聞きました。

著書で書かれている最低単位、最高単位の例は「勉強をすること」を目標とするならば最高単位は「参考書を一冊終わらせる」で最低単位は「参考書をチラッと見る」になります。著書ではこの「最低単位」を継続することが大切だと訴えています。間違いなくこの最低単位を継続するというのはほとんどの目標達成に対して応用可能なので覚えておいたほうがいいと思います。

ちなみに僕が提唱したいやる気がないときの最低単位はこの本を読むことです。

継続するということがとても難しいということをつい僕たちは忘れがちです。特に目標を立てているときというのは大抵の人間は普段よりも興奮していることも多いでしょうし。けれど往往にしてその興奮やモチベーションは時間が経てば萎んでいきますのでそんな時はこの本を読んでやる気自体を底上げするのは結構使えるんじゃないかなと個人的には思います

 

 

この著書には書かれていなかったのですがゆうきゆう先生のブログにこんな公式がありました。

「成功」=「思考」✖️「行動の三乗」

 この公式が何を言いたいのかというと考える事の価値よりも「行動」する事の価値、つまり「やる事の価値」は比べるまでもないほどに大切だということです。

せっかく実現する方法の本を書いたのだからこれも載せておけばいいのにと思ったのですが書かれていなかったため個人的に勿体無いなと思ったので紹介させてもらいました。もし興味を持たれてより詳しく知りたいと思った方は先生のブログを見てきてください。

何か目標を持っていて、けれどいつも途中でやり遂げられなくて・・・みたいな方がいたらこの本はオススメです。ゆうきゆう先生は他にもたくさん面白い本を書かれているので興味があったら是非読んで見てください。先生のブログも面白いですよ

感想 甘城ブリリアントパーク8巻 注)ネタバレ全開

90点

この作品もう切ろうかと、つまりもう買うのやめようかなと正直思ってたんですよ。5巻までは文句なしに面白かったんですけど、なんか作者の賀東先生の甘城ブリリアントパークに対する愛がもう薄れているように感じていたしストーリーも6巻からかなりグダッて来てたし・・・・けどまぁ少し迷ったんですけどこの8巻を最後に試してみてそれから決めようと思って買ってみましたけどこれが良い方に転びました。

やっぱ賀東先生すげーわ、まさかこの作品をここから盛り返すとは

8巻のあらすじを大雑把に書くと

可児江君の学校で文化祭始まる→なぜか可児江君が模擬店のマネージャーに→可児江君が微妙にパークの仕事に覇気がない?→甘城ブリリアントパークを佐波湖市に大移動する計画を考えていたことをいすずに暴露、共に検討予定地の旧さなみ遊園地の跡地を視察に→そこで可児江君がホームレスの爺さんに遭遇、しょうもない手品を見せられる→いすずと可児江君が帰りの終電逃す→ラブホテルにやむなく宿泊→一線を超えかける。がもちろん超えない→可児江君が旧さなみ遊園地跡地が気になりいすずを置いて一人で戻る→旧さなみ遊園地で喋るバクと遭遇→そのバクは時の妖精で可児江君の未来を見せる→さなみ遊園地に移動した場合の未来を見せられる、めっちゃ悲惨。しかも移動してもしなくてもどっちにしても未来は悲惨→未来を変えられる可能性は少なからずあると可児江君に希望を残せた後にバク消滅→可児江君は運命と戦うことを決意、300万人を甘城ブリリアントパークに動員する!→文化祭で可児江君のクラスの模擬店にラティファが来て小休止→始末書ネタで締めて・・・・9巻に続く

 

いやぁ本当に面白かった。

冒頭にも書きましたけどもうこの作品ダメかなって思ってたんですよ。だから最初の期待感のハードルが低かったのも相まって読後しばらくなんかすごいお得な買い物した気になってましたw

ギャグパート、シリアスパート、恋愛パート全部面白かった。

 

特にシリアスパートはちょっとすごかったw

未来の可児江君が落ちぶれていく描写の絶望感とか流石の賀東先生って感じでしたね・・・ここまで惨めさを惨めに書けるのはやっぱりベテランの賀東先生ならではです。

 

恋愛の方でいうとこの一巻だけで可児江君といすずの仲が急激に縮まりましたね。なんせ一線超えかけましたからね。そのあとの「何もなかったことにする」描写もリアルでよかったです。個人的にはこういうのめっちゃ好きですw

 

ギャグはいつも通りの安定さでしたね。マカロンの始末書全く反省してなくてわろた。

 

ライトノベルって一回つまらなくなっちゃうとそこから復活する作品ってかなり少ないんで完全に良い意味で期待を裏切られました。いやぁ見切らないで良かった。

もしかしたら展開的にこれからは最終章というか終わりはもう視野に入れてはいるのかもれませんね。でもとりあえず9巻は絶対に買います!

書評 感想「全ての教育は洗脳である」

傑作だった。堀江さんの著書はそんなに多く読んではいないけれど多分この本は今までの本の中で一番意味があり役に立つ。

著書を読んでいて明治の文豪、森鴎外の「仮面」という小説に出てくるこんな言葉を思い出した 

「善とは、家畜の群れのような人間と去就を同じうするみちに過ぎない。それをやぶるろうとするのは悪だ。」

現代日本の教育を受けてきた人間ならば絶対にこう思ったことが一度はあるはずだ。

 「今勉強していること何の意味があんの?」

 この著書は日本で行われてきた、そして今も行われている教育のほとんどは無駄だ。いや無駄であるならばまだマシと言えて、ただただ有害なだけの「洗脳」であると痛快なまでに断言ししている。その語調はやや強すぎるのではないか?とこちらが心配してしまうくらいだ。

 けれども読み終えた後には、今まで日本の「教育」という蓑を装った「洗脳」がどれだけ日本人に損害を与えてきたのか、私達が損害を被ってきたのかという「単なる事実」に気付いた時には堀江さんの語調は過剰でもなんでもなく、むしろそれでもなお足りないと思っている位だから不思議だ。

 個人的に常々思っていたし日本の教育を受けて来た人間なら一度は必ず考えたと思われるが、はっきり言って全ての中高生が古文を強制的に学ばされるというのは貴重な若者の時間をドブに捨てる所業であるとしか言いようがない。現在日本で未だに古文の授業が行われているのは「今までやって来たから」という慣例による思考停止と現在教職についている人間の雇用を守ること以外の理由は絶対にないと思っている。「教養」だ何だという人がいるかもしれませんがもし本当に子供たちに教養を教えてあげたいと思っているならば古文なんかよりも余程教えてあげるべき教養があるはずだ。僕が受けて来た古文の授業を今振り返ってみていくら弁護してみようと努めても本当にただただひたすら「少なくとも僕にとっては絶対的に無駄だった」の一言以外ちょっと思いつかない。古文をやりたい子供がいるならば自主的にやらせてあげる環境を用意してあげれば良い。面白くないと思っている人間まで一緒くたにして強制的に椅子に縛り付けて、ググれば一瞬で出てくるような内容を糞暗記に努めさせるのはもはや狂気の沙汰ではないか?言うまでもなく源氏物語が好きで独力で読めるようになりたいと言う人はそれはそれで良いと思う。大いに勉強して誰かに気兼ねをする事なく突き進んでいけば良いと思う。私が言いたいのは古文が得意でもなく興味を持てない若者に強制的に教えることに一体なんの意義があるのか?ということだ。

 

この洗脳がなぜ始まったのか?

 

その答えは一概にこれだと言い切れるようなものではないのかもしれないが著書ではその答えの一つに日本で現在行われている洗脳教育は「かつては有効だった」という事を挙げている。

日本人は「みんな一緒」という手法で敗戦のどん底から世界でも有数の経済大国に躍進したいという強烈な成功体験がある・・・・という話を少し前に番組で聞いたことがある(偶然だが確かその番組でも堀江さんが出ていた気がする)。しかしその手法は現在ではもはや有害になっており、かつ未来においてはもう有害どころの騒ぎではなくなっているのは目に見えている。その「みんな一緒」教育という「洗脳」を受けた若者が工業製品のような人間に育ち、そしてそんな人間が出来るような仕事は未来では容易く人工知能が早晩必ずとって変わる。しかもその未来はそんなに遠い未来なんかではない。現在の人工知能の目覚ましい発達を考えれば汎用人工知能の到来すら待たずしてそんな「みんなと同じことしかできない」人材は労働市場から駆逐されるのは自明だ。

 

日本人は1日でも早くこの本に書かれている事実に気づいて1日でも早く行動して脱却しなければいけない。

けれどもそれは・・・・残念ながらどうせまぁ無理だろうと正直思う。インベスターZでの地動説の話にもあった通り今実権を握っている旧態依然とした人間たちがいなくならない限りは絶対に無理だ。歳月時を待たずと言うように人工知能の発達、そして国際情勢は日本人をわざわざ待ってはくれない。 

だからこの本を読んで気づいた人は日本をどうにかしよう!とか無駄なことは考えずにまず自分をどうにかしたほうがいいと思う。そして自分がどうにかできたそのあとに余力があるようならば日本をどうにかしてほしいと思う。僕もまず自分をどうにかしてみるから。けれどもやっぱりこの国の教育から古文教育も無意味な道徳の授業も意味不明な規則やルールも20年は無くならないと思う。

感想 この素晴らしい世界に祝福を! 9巻 紅の宿命 注)ネタバレ全開

60点

9巻のあらすじを大雑把に書くと・・・

前半はいつも通りのドタバタ→邪神ウォルバク王都でやりたい放題→邪神ウォルバクとめぐみんと因縁あり?(詳細はこの素晴らしい世界に爆焔を)→ウォルバクの件でめぐみんが王都に行きたいとお願いしてカズマさん毎度のごとく了解→王都でカズマたちVS魔王軍→めぐみん爆裂魔法でヒットandテレポートアウェイ→ちょむすけがウォルバクの半身だったと発覚→めぐみんウォルバクを殺害→めぐみんとカズマの仲が進展?→アイリスからの手紙、許嫁の国への護衛の依頼カズマキレる・・・で9巻終了次巻の10巻へ

 

この巻は暁なつめさん不調?正直言っちゃうとあんま面白くなかった・・・けど先に言っちゃいますけど次巻の10巻は面白かったから多分この巻に限る不調だと思います。

 

ダクネスの権威借りて威張り腐るシーンは普通に面白かったです。あとテレポートと爆裂魔法で蹴散らすシーンの敵のやられっぷりシーンもいつも通り笑えた。

上記みたいに細かい部分を取り上げるといつも通り面白いんだけどなんていうか大筋のメインストーリーというか話の展開が無理やりすぎるというかなんというか、読んでて流石に違和感が無視し切れないレベルなのが素直に残念。ていうかちょむすけがウォルバクの半身のくだりとか流石に気づかないのは鈍感で済ませるには無理があるでしょwそういう展開をあえてやりたいなら「なぜ気づかなかったのか」に見合うだけの説得力を作っておかないと駄目でしょ。もしくはいっそ何の伏線もない方が素直に驚けて面白いと思った。「ちょむすけはただの猫じゃなくてウォルバクの半身ではないのか?」アピールというか伏線がしつこすぎるしそこは純粋に面白くない。けど先にも書いた通り前半のドタバタとかめぐみんの爆裂無双とか敵の断末魔とかはいつも通り面白いしまぁ許容範囲ではある・・・と思う

恋愛関係では結構進展がありましたね。やっぱりめぐみんの素直なところというかチョロイン具合はちょうど良いですね。「俺はライトノベルが好きだ」ってシーンはWEB小説版を思い出しましたね。WEB時代のめぐみんの素直さというかチョロさも好きですけどこっちもこっちで悪くないですね、どちらも甲乙つけがたい。どっちかというとこっちの商業版の方が話を長引かせることを念頭に入れてるため良いシーンで邪魔が入ったりカズマの自制心が強めですけどそこはそんなに気にならないですね。まぁそれもあんまり多用されると飽きが来ちゃうんで作者の方で加減はしてほしいですね。

 

とまぁ結構辛口気味でしたけど10巻のギャンブル・スクランブルは面白いんでこのすばというコンテンツはまだ当分大丈夫だと思います